当番世話人挨拶
このたび、第48回癌免疫外科研究会を、2027年5月13日(木)~14日(金)の2日間、AOSSA(アオッサ)8F 福井県県民ホールおよび、6F 福井市地域交流プラザ研修室にて開催いたします。
本研究会は、1980年に岡山大学・折田薫三教授が第1回を主催されて以来、がん免疫学に関心を寄せる外科系臨床医や研究者が集い、基礎から臨床まで幅広いテーマについて熱い議論を重ねてきました。長年にわたり、がん免疫研究の発展に寄与してきたこの研究会を、今回、福井大学第一外科学教室が担当させていただくことになり、大変光栄に感じております。
近年、がん免疫に関する研究・治療は大きく進展し、免疫チェックポイント阻害薬をはじめ、癌ワクチン、CAR-T細胞療法、遺伝子治療、腸内細菌叢の解析など、多様な領域で新たな知見が生まれています。さらに、従来の外科的切除、薬物療法、放射線治療を加えることによって予後の延長も認められるようになり、免疫療法は集学的治療の中でも重要な役割を担うようになりました。また、多くの医療者が臨床の現場で、多岐にわたる治療法の進歩の速さを実感しているのではないかと思います。
今回の研究会では、新規テーマとして「がんに挑む免疫療法の現状」を掲げ、前回からの継続テーマ「癌免疫療法 -次のパラダイムシフトを求めて」とともに、最新の基礎研究から臨床応用、さらには症例報告まで、多角的な視点で議論を深める場としたいと考えております。少数例であっても示唆に富む症例や、治療に難渋したケースの共有も、今後の発展に向けて大きな意義を持つと考えております。
本研究会が、参加される皆さまにとって有意義な情報交換の場となり、今後の研究や診療の一助となれば幸いです。多くの皆さまのご参加を心よりお待ちしております。
第48回癌免疫外科研究会
当番世話人 五井 孝憲
福井大学医学部 第一外科
